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【ZIPPO ライター 見分け方】レギュラージッポーのボトム刻印  ― 年代の見分け方 ―

【ZIPPO ライター 見分け方】レギュラージッポーのボトム刻印  ― 年代の見分け方 ―

誕生以来ほとんど姿を変えずいまだに多くの愛好家を持つ「ジッポーライター」、そのモデルの年代を見極めるために重要な役割が、ケース底の刻印です。
IDENTIFICATION CODE(年代識別コード)は有名ですが、それだけでは判明出来ないものもありますので、今回は、「ボトムの刻印」について解説します。


※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。


【 1932~1933年 ファーストモデル】

PAT.ナンバー: 
PAT.PENDING(特許出願中)
ケースのボトムは、
上段:ZIPPO MFG.CO.BRADFORD,PA
中央:ZIPPO
下段:PAT.PENDING MADE.IN U.S.A.の刻印
※PAT.PENDINGは1936年前期までです。
ファーストモデルの詳細は、こちらをご覧ください。


【 1934~1936年 アウトサイドヒンジモデル】
PAT.ナンバー: PAT.PENDING(特許出願中)
※ファーストモデルと同じ刻印
アウトサイドヒンジモデルの詳細は、こちらをご覧ください。


【 1936~1937年 スクエアモデル】
PAT.ナンバー: PAT.2032695
申請中であったパテントが承認されたことにより、ケースのボトムに「PAT.2032695」が付くようになります。初めてPAT.ナンバーがついたモデルです。
ZIPPO MFG.CO.BRADFORD,PA の文字が、アウトサイドヒンジモデルに比べて、一回り小さくなっています。
スクエアモデルの詳細は、こちらをご覧ください。


【 1938~1941年 ラウンドコーナー】
PAT.ナンバー: PAT.2032695

1938年~1941年中期まで同じボトムです。
ラウンドコーナーの詳細は、こちらをご覧ください。


1941年後期のスチール製になるとZIPPOの「O」の字体が細長いものから「まん丸」に変わりました。


【 1942~1945年 ブラッククラックル】
PAT.ナンバー: PAT.2032695
いくつか書体違いがあります。
ブラッククラックルの詳細は、こちらをご覧ください。


ケースのボトムは、PAT.2032695ですが、ケース底がラウンド状になっていいて刻印が上手く打てないことと、特に程度の良いものはブラッククラックル塗装によって読めないものがほとんどです。


この時期は、エラー品も出荷されてしまっております。特に多いのが、パテントナンバーの「2」抜けのエラー品です。



【 1946~1947年モデル 3バレル ニッケルシルバー】
PAT.ナンバー: PAT.2032695
ケースのボトムは、写真にはありませんが、46bのパテントナンバーの「3」の数字の上側が丸い「46c」があり、計4種類です。
1946年前期 : 46a (46bも少量あり)
1946年後期~1947年前期 : 46a / 46b (46cと47aも少量あり)
1947年後期 : 47a (46aも少量あり)
※1946年から平らな底の「フラットボトム」から外周が盛り上がった「キャンドボトム」になります。
1946~1947年モデルの詳細は、こちらをご覧ください。


【 1947~1949年モデル 3バレル PAT.2032695】
PAT.ナンバー: PAT.2032695
1947年後期の「47a」と同じです。 
1947~1949年モデルの詳細は、こちらをご覧ください。


【 1949~1951年モデル 5バレル PAT.2032695】
PAT.ナンバー: PAT.2032695
プレス機の違いでいくつか種類がありますが、PAT.2032695で5バレルのブラス製は「1950年モデル」だけですので、違いはあまり気にしなくて良いと思います。
1949~1951年モデルの詳細は、こちらをご覧ください。


【 1951~1953年モデル スチール製 PAT.2032695】
PAT.ナンバー: PAT.2032695
プレス機の違いで1950年製もいくつか種類がありましたが、スチール製は、それよりも種類が増えています。PAT.2032695でスチール製は、この「1951~53年モデル」だけですので、違いはあまり気にしなくて良いと思います。
1951~1953年スチール製モデルの詳細は、こちらをご覧ください。



【 1953年モデル スチール製 PAT.2517191】
PAT.ナンバー: PAT.2517191 ® PAT.PEND.
ボトムの刻印が、「PAT.2517191 ® PAT.PEND.」になりました。
※パテントペンディング(特許出願中)は、1956年までです。
※ このモデル以降の俗に言う「フルスタンプ」は、1955年までです。
1953年スチール製モデルの詳細は、こちらをご覧ください。


【 1953~1955年モデル フルスタンプ PAT.2517191】
PAT.ナンバー: PAT.2517191 ® PAT.PEND.
ケースの素材が違うだけで、ボトムの刻印は「1953年モデル スチール製」と同じです。
1953~1955年フルスタンプモデルの詳細は、こちらをご覧ください。



【1955~1958年製 筆記体ZIPPOロゴ PAT.2517191】
①「1955年製」
PAT.ナンバー: PAT.2517191  PAT.PEND.
1955年から年代識別コードが使われるようになりますが、1955年から1958年までは、識別コード表に細かく記載がないので説明します。
1955年製は、左右4個づつのドット + PAT.2517194 PAT.PENDING の刻印
1955~1958年モデルの詳細は、こちらをご覧ください。


②「1956年製」
PAT.ナンバー: PAT.2517191 PAT.PEND.
左3個右4個のドット 
+ PAT.2517194 PAT.PENDING の刻印
※ 実際は、ドットの刻印が薄く数が判明出来ないものがほとんどです。
出品にあたっては、1955年~1956年としています。


③「1957年製」
PAT.ナンバー: PAT.2517191
1957年からPAT.PEND.が無くなります。
「PAT.2517194」が左下に刻印 + ドットは左右4づつ


④「1958年製」
PAT.ナンバー: PAT.2517191
パテントナンバーが左端から中央に移動します。
「PAT.2517194」が真ん中に刻印 + ドットは左右4づつ


【1959年~1967年モデル】
1955年から1958年までの年式判明は、ドットの数だけでは判明出来ませんでしたが、1959年以降は、IDコードで明確に判明出来ます。
1990年代にZIPPO本社にある「ジッポー博物館」に行った時に、無料でもらえた「COLLECTORS’ GUIDE」です。
1959~1967年モデルの詳細は、こちらをご覧ください。


例えば、1959年ですと左3個右4個のドットです。
1956年製も同じドットですが、PAT.ナンバーで識別できます。(1956年製はPAT.2517191 PAT.PEND.です。)


※1967年後半にパテントナンバーの刻印がなくなります。
1967年のパテントナンバーの入ったものを「前期」、無いものを「後期」と呼んでいます。

【1967年前期】
ボトムの識別コードは、| | | |  | | |  で、PAT.2517191の刻印が入る  


【1967年後期】
一方、1967年後期は、同じ、| | | |  | | |  ですが、パテントの刻印が無くなる。(これ以降、パテントの刻印は無くなります)


※ これ以降は、年代識別コードで完ぺきに判明出来ます。
1986年以降は、「A」~「L」のローマ字を使って、月まで分かります、例えば、Aは1月で、Zは12月です。

販売中のジッポーライターはこちらからご覧ください。

以上