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【Coleman ランタン モデル】 1973年~1983年 コールマン 220H、220J、220Kの話 - 特徴と年代判別 オリジナルの見分け方 -
Colemanのツーマントルランタン220シリーズは、モデルチェンジを繰り返しながら1928年から1983年まで55年間生産されたコールマン史上最も長く生産されたロングセラーモデルです。モデルチェンジの度にモデルナンバーのアルファベットが変わり、220から220Kまで続きました。
今回は、220H、J、Kの3モデルの解説です。基本構造は3モデルとも大きく変わりません。
今回は、220H、J、Kの3モデルの解説です。基本構造は3モデルとも大きく変わりません。
【220H、J、Kの特徴と見分け方】
生産期間:
220H:1973年~1975年
220J:1975年~1979年
220K:1980年~1983年
※姉妹機種の228(ビッグハット)もベンチレーターの大きさが違うだけで、仕様の違いはありません。
220Kには、228モデルはありません。
① グローブベースレスト(カラー)
カラーにモデルコードが書かれています。
220Hからカラーに注意書きが書かれるようになりました。
220Hと220Jのカラーは同じです。
220Kで記載内容が変わりました。
②フレームの形状
ワッシャーの形状がモデル毎に改良がされています。
バーナーの形状は基本的に一緒ですが、220Hの初期だけ220Fのバーナーを流用しています。
【220Hのフレーム】
小さな円形のワッシャー
バーナーとフレームが一体型(バーナーがフレームに固定)
【220Jのフレーム】
大きな穴付きワッシャー
バーナーとフレームが一体型(バーナーがフレームに固定)
【220Kのフレーム】
バーナーとフレームが別体になります。大きく変更されました。
③ ベンチレーター
ベンチレーターに空いている穴の形状が220Hと220Jは長方形で、220Kで半円形になりました。
【220H、220J】
【220K】
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
販売中のコールマンランタンはこちらからご覧ください。
以上