06Journal
【Coleman ランタン モデル】 1949年~1951年 コールマン 220D/228Dの話 - 特徴と年代判別 オリジナルの見分け方 -
Colemanのツーマントルランタン220シリーズは、モデルチェンジを繰り返しながら1928年から1983年まで55年間生産されたコールマン史上最も長く生産されたロングセラーモデルです。モデルチェンジの度にモデルナンバーのアルファベットが変わり、220から220Kまで続きました。
今回は、「220D/228D」の解説です。220と228の違いは、ビッグハットと呼ばれるベンチレーターだけで基本仕様はパーツリストを見ても同じですので、220Eで解説します。
今回は、「220D/228D」の解説です。220と228の違いは、ビッグハットと呼ばれるベンチレーターだけで基本仕様はパーツリストを見ても同じですので、220Eで解説します。
【220D/228D特徴と見分け方】
生産期間: 1949年~1951年
※姉妹機種の228(ビッグハット)もベンチレーターの大きさが違うだけで、仕様の違いはありません。
① 220D/228Dの外観上の特徴は、220C/228Cがグリーンタンクであったのに対してメッキ仕様になったことです。それ以外はCと大きな違いはありません。
※220Dは、デカール無しです。
※タンクはブラス製です。タンク底はスチール製。
②カラーに「MODEL 220D/228D」の刻印が入っています。
【220D】
【228D】
③ 220D/228Dは、タンク底の年月の刻印が「A 49」とか「B 49」というように月の刻印の代わりに前期の「A」、後期の「B」の刻印になります。
④ ネジ止めポンプカップ(~1959年7月頃まで)
⑤ ブラス製のフューエルキャップ
⑥ ミクシングチャンバーは、220D前期は「6620」、「後期は「5136」です。
※外観の違いはほぼない。
⑦ 美しいデザインの箱です。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
販売中のコールマンランタンはこちらからご覧ください。
以上