06Journal
【Coleman ランタン 見分け方】 コールマン 220/228 290 ダブルマントル用 グローブの話 ― 年代判別 年代の見分け方 ―
220/228、290等のダブルマントル用グローブの「年代」を整理してみました。
多少前後しているかもしれません。ご容赦ください。
200A等のシングルマントル用グローブの年代については、こちらをご覧ください。
① 1928~1932年頃
マイカ(雲母)製とガラス製があります。マイカ製は、AIR-O-LANTERNから使われています。
オリジナルは、マイカ製がColemanロゴが入っており、ガラス製は、エッチング加工のロゴ入りです。
使用された代表機種: 220/228 220B/228B
② 1933~1946年頃
1933年からは、「Colemanレター」になります。反対側に、PIREXとMADE IN USAが入ります。
使用された代表機種: 220B/228B 220BX 220C/228C
・1930年代にはこちらの書体もあります。
③ 1947~1958年頃
通称「サンシャイングローブ」です。反対側に、PIREXとMADE IN USAが入ります。
使用された代表機種: 220D/228D 220E/228E
④ 1958~1961年頃
ここからいわゆるPIREX社の赤文字になります。最初の赤文字が、こちらのColemanロゴの後ろに®マークがついた通称「Rマーク」です。
使用された代表機種: 220E/228E
⑤ 1961~1979年頃
®マークがColemanロゴの前に移動し、ランタンマークが入ります。
使用された代表機種: 220F/228F 220H/228H 220J/228J
⑥ 1977~1983年頃
これ以降のグローブは色々な種類が出ており、年代の特定は難しいです。
基本的に、「USED ON 200,201」と補用品の「REPLACEMENT」です。
使用された代表機種: 220J/228J 220K/228K
⑦ アンバーグローブ
非常に珍しいアンバーのサンシャイングローブです。
「ブルーライン」と呼ばれる青いラインが上下に入ったアンバーグローブ
⑦ エラー品
非常に珍しいサンシャインマークもPIREX社ロゴも2つづづある「ダブル刻印」のエラー品です。
私も何個も割ってしまいましたが、古いガラス製のグローブが残っていることが奇跡だと思います。大切にされてください。
グローブ等のパーツも可能な限りオリジナルに拘ってやっています。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
販売中のコールマンランタンはこちらからご覧ください。
以上