【ヴィンテージ】ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートとは?

【ヴィンテージ】ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートとは?その歴史と特徴について

デンマークの名門ブランド「ロイヤルコペンハーゲン」は、創業以来、王室御用達の窯元として高い評価を受けてきました。そのロイヤルコペンハーゲンの代表的な製品の一つが、毎年製作されるイヤープレートです。

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは1908年に初めて製作されて以来、現在に至るまで一枚も欠かすことなく製作が続けられています。

こちらでは、希少価値の高いヴィンテージアイテムを取り扱うKIC GARAGEが、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートについて、その歴史や特徴、楽しみ方などを紹介していきます。

ロイヤルコペンハーゲンとは

ロイヤルコペンハーゲンとは

ロイヤルコペンハーゲンは、デンマーク王室御用達の名門ブランドとして1775年の創業から200年以上の歴史があり、その伝統と格式の高さから「デンマークの国宝」とも称されています。

現在も高級陶磁器を製造し続けており、その卓越した技術と芸術性の高さから世界中の愛好家を魅了しています。

デンマーク王室御用達の名門ブランド

ロイヤルコペンハーゲンは、デンマークを代表する陶磁器メーカーです。1775年、王室の保護のもと製陶所として開窯し、これまで200年以上にわたり王室をはじめとするデンマークの上流階級に愛されてきました。

ロイヤルコペンハーゲンは卓越した職人技と芸術性の高い装飾で知られており、製品には手作業による繊細な装飾が施され、王家に相応しい上質な佇まいを備えています。伝統的な技法を守りながらも、時代に合わせた新しいデザインも生み出されてきました。

このように、ロイヤルコペンハーゲンは王家御用達の名門ブランドとして、上質で芸術性の高い製品を長年にわたり提供し続け、現在ではデンマークを代表する陶磁器ブランドの地位を確立しています。

創業の歴史と伝統

1775年、鉱物学者の研究所は国内産業の発展と経済活性化を目指し、先代デンマーク=ノルウェー国王フレデリック5世の王太后であるジュリアン・マリー(デンマーク語ではユリイェーネ・マリー)の支援を受けて、王室御用達の製陶所として開窯しました。これが「ロイヤルコペンハーゲン(ROYAL COPENHAGEN)」の始まりです。その後、マイセン窯などから優れた人材を集めて高度な製造技術を習得し、1779年には「王立コペンハーゲン磁器製作所」として正式に認定されました。これにより、ヨーロッパにおける磁器製造の名窯としての名声を築いていきます。

その後、ロイヤルコペンハーゲンは幾度かの買収を経て、製陶所の拠点もデンマークの首都コペンハーゲン市内へ移転しました。2012年にはフィンランドの企業に買収され、現在に至ります。現在も正式名称は「ロイヤルコペンハーゲン陶磁器工房」であり、ブランドのロゴは「ロイヤル」の称号を受け継ぎ、デンマーク王室御用達として王冠をモチーフにしたデザインを掲げています。

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートとは?その由来と特徴

イヤープレートとは

イヤープレートとは、ロイヤルコペンハーゲンが毎年発売している記念の皿のことです。1908年に初版が製作されて以来、現在まで一年も欠かすことなく製作が続けられています。

イヤープレートの特徴としては、製作年度内に限り生産されるため、その年に作られた分しか存在しないということが挙げられます。型が毎年壊されてしまうため、同じデザインのプレートは2度と作ることができません。つまり、イヤープレートは年代物でありながらも、その年にしか入手できない希少な逸品なのです。

コレクター魂をくすぐる魅力

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは、1年に1枚限定で製作されるため、コレクターの心をくすぐる魅力があります。

過去に発行されたプレートの中には、現在手に入りにくいヴィンテージ品も多数。入手困難なレアプレートを見つけ出す喜びは、コレクターなら誰もが夢見るところでしょう。

また、モチーフや技法の進化を感じられるのも醍醐味の一つです。例えば、以下の表のように創始期と現代とでは、デザインの傾向が大きく変わっています。

創始期 現代
伝統的なデンマークの風景など 抽象的なモチーフ
青が基調 様々な色使い

このような変遷を感じられるコレクションは、単に集めるだけでなく、歴史の流れを体感できる点でも価値があるのです。

イヤープレートの歩みと進化

創始期から現代までの変遷

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは、1908年に初めて製作されました。初期の頃は白磁に青の絵付けが施されていましたが、次第に様々な技法や色使いが取り入れられるようになり、デザインの幅が広がっていきました。

技法やデザインの革新

19世紀後半に開発された「デンマークのブルー(青彩)」は、ブランドのアイコンとも言える技法です。近年ではエナメル彩も用いられ、立体的な表現が可能になっています。また、モチーフとしてはデンマークの自然や建造物、童話の世界が描かれることが多くなりました。

人気のクリスマスプレートとは?

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートの中でも、クリスマスプレートは特に人気があります。クリスマスプレートはクリスマスの情景などがモチーフとなっており、毎年新しいデザインが発表されます。

これまでに様々なクリスマスプレートが販売されてきましたが、どれもその年にしか手に入らない限定品ということもあり、発売当初から高値で取引されることも多いのが特徴です。

クリスマスプレートの魅力は、毎年デザインが変わることで新鮮さが保たれること、クリスマスの雰囲気を感じられる点にあります。コレクターの方はもちろん、クリスマスの装飾としても高い人気を誇ります。

ヴィンテージヤープレートの魅力

レトロな世界観

ヴィンテージのイヤープレートは、時代を感じさせるレトロな世界観が魅力の一つです。細部にまでこだわった繊細な絵付けは、当時の生活の様子を伝えてくれます。例えば馬車や民家、人々の営みなどがリアルに描かれており、ノスタルジックな雰囲気を味わえます。

デザインの細部に作家の愛情が注がれていることがうかがえ、経年とともにむしろ価値を増していきます。

歴史的価値

ロイヤルコペンハーゲンのヴィンテージヤープレートには、各時代の文化や社会情勢を伺い知ることができる歴史的価値があります。例えば、戦前の作品には平和を願う祈りが込められ、戦後はデンマークの復興期を経て、現代に至るまで時代の変遷を感じられるモチーフが描かれています。

さらに、製作された年代によっては、現在では使われていない技法や絶版となった色合いなども見受けられます。こうした点が、ヴィンテージヤープレートを手にする醍醐味の一つとなっているのです。

製作年代 特徴
1910~1930年代 宗教画やデンマークの伝統文化が多数
1940~1950年代 戦争の影響で平和を願うモチーフが目立つ
1960~1970年代 復興期を経て自然や季節の移り変わりが描かれる
1980年代以降 現代的なデザインが主流に

イヤープレートの楽しみ方

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは、毎年異なる図柄が施されることから、コレクターの方にも人気があります。コレクションを楽しむには、以下のような方法があります。

時系列で並べる

アンティークボードの中に、年代順に並べて飾ることで、デザインの変遷を感じることができます。

思い入れのある年のプレートで構成する

結婚した年や子供が生まれた年など、思い出の年のプレートに絞って飾ってみるのも良いでしょう。

雑貨と合わせて飾る

フラワーベースやキャンドルスタンドなどの雑貨と一緒に飾ると、より華やかさを演出できます。また、他のブランドのプレートと合わせて飾ってみるのも面白いかもしれません。

このように様々な楽しみ方ができるのが、イヤープレートコレクションの魅力です。

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