1960年になるとおしゃれなデザインの２つのテーブルライターが販売されました。円筒形の「モダーン」と、カップ型の「コリンシアン」があります。

数回に渡って、ジッポー社のすべてのテーブルライターを紹介しますので、是非ご覧ください。

今回は、「モダーン」の紹介です。


【モダーンの特徴と見分け方】
製造年：　1960年～1966年

① まずは、モダーンの外観を見て頂こう。










② ３色がリリースされました。
左から「No.1315ブライト」、「No.1320サテン」です。これ以外に黒いボディーの「No.1310ブラック」の三種類です。
※ブラックが今手元にないので、入手次第掲載します。


追加：「No.1310ブラック」う入手しましたので、掲載します。（2023/8/28）


③ ボディーに専用のインサイドユニットが入っています。インサイドユニットを抜くと内部の底にフェルトが貼ってあります。




④ 底には黒色のフェルトが貼ってあり、筆記体のZIPPOロゴが書いてあります。


⑤ インサイドユニットは、モダーンとコリンシアン共有です。
PAT.ナンバーは「PAT.2517191 ® 2940286」、５バレル、丸いフェルトのオイル止め








⑥ 化粧箱は、モダーン専用箱です。






※年度やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。

「テーブルライターの話　その８」に続く

テーブルライターの系譜の回で、バークロフトファーストモデルからハンディライトまでのテーブルライターを紹介していますので、合わせてご覧ください。

販売中のジッポーライターはこちらからご覧ください。

以上