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【ロイヤル・コペンハーゲン イヤープレート イヤープレート 見分け方】バックスタンプ⑤ - その他徹底解説

【ロイヤル・コペンハーゲン イヤープレート イヤープレート 見分け方】バックスタンプ⑤ - その他徹底解説

ロイヤルコペンハーゲンのバックスタンプには色々な情報がはいっています。
イヤープレートのバックスタンプについては、「ロイヤル・コペンハーゲン イヤープレートのバックスタンプ徹底解説」にて詳しく説明しています。

バックスタンプとは、陶磁器製品の底面に押されているマークや印のことを指します。このマークは、製品の製造元、製造年、品質ランク、デザインの番号など、製品に関する重要な情報を示すために使用されます。特にブランド価値の高い陶磁器メーカーでは、バックスタンプが真贋の判断や製造時期の特定に役立つ重要な要素となっています。
バックスタンプは、コレクターや愛好者にとって非常に重要な情報源であり、それを正確に理解することで製品の歴史や価値をより深く楽しむことができます。

今回は、ロイヤル・コペンハーゲン/イヤープレートのバックスタンプの話の5回目です。「その他のマークや数字」について考察していきたいと思います。

※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。その点はご容赦ください。

 

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その他のマークや数字の意味は?

しばしばロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート裏面にローマ字や図形のスタンピングや数字が描かれていることがあります。
詳細は更に調査が必要ですが、主に生産工程や品質管理に関連するマークと考えられます。この種の刻印は、しばしば特定の工房、デザイナー、あるいは品質保証を示すために使用されていたと考えられます。また、窯入れ前に施されたスタンプが釉薬によって覆われる点からも、初期製造段階での識別記号である可能性が高いです。

以下の目的で使用された可能性が考えられます。

  1. 製造ロットの識別
    釉薬の焼成や製造過程を管理するための識別符号として用いられ、どの窯で焼成されたか、あるいはどのロットに属する製品であるかを示すことがあります。

  2. 職人や工房の印
    この「K」は、製造に関わった職人や工房を示す場合があります。職人が手作業で行った製造工程のクオリティを保証するために刻印された可能性があります。

  3. 特定の生産工程のマーク
    窯入れ前にスタンプされていることから、釉薬の工程や特定の管理段階を示す記号として機能していることも考えられます。


一枚のイヤープレートには、バックスタンプや職人のサイン、特別なマークなど、多くの情報が刻まれています。それらを読み解くことで、製造背景や歴史、価値を知ることができ、コレクションの楽しみが一層広がるでしょう。


ロイヤルコペンハーゲン イヤープレートのバックスタンプの全体像については、「ロイヤル・コペンハーゲンのバックスタンプ徹底解説」にて解説しています。


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