06Journal
【ロイヤル・コペンハーゲン イヤープレート イヤープレート 見分け方】バックスタンプ① - 王冠マークの徹底解説 ②
ロイヤルコペンハーゲンのバックスタンプには色々な情報がはいっています。
イヤープレートのバックスタンプについては、「ロイヤル・コペンハーゲン イヤープレートのバックスタンプ徹底解説」にて詳しく説明しています。
バックスタンプとは、陶磁器製品の底面に押されているマークや印のことを指します。このマークは、製品の製造元、製造年、品質ランク、デザインの番号など、製品に関する重要な情報を示すために使用されます。特にブランド価値の高い陶磁器メーカーでは、バックスタンプが真贋の判断や製造時期の特定に役立つ重要な要素となっています。
バックスタンプは、コレクターや愛好者にとって非常に重要な情報源であり、それを正確に理解することで製品の歴史や価値をより深く楽しむことができます。
今回は、ロイヤル・コペンハーゲン/イヤープレートのバックスタンプの話の一回目です。「王冠マーク」について考察していきたいと思います。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。その点はご容赦ください。
シリーズものですので、興味のある方はぜひ他の回もご覧ください。
🔵 Royal Copenhagen Year Plate Master Guide|全6シリーズ
ロイヤル・コペンハーゲンのイヤープレートの「バックスタンプ」にフォーカスして「王冠マーク」「三本の波模様」「職人のサイン」「形状番号」「タイトル表記」「デザイナー署名」「その他の印・番号・記号」100年の全作品リスト」という 9 つの視点から体系的に読み解く、KICガレージによる総合ガイドです。
【ラインナップ】
◆ 本編|バックスタンプ徹底解説(メイン解説)
🔷 ① イヤープレートのバックスタンプ総まとめ
🔷 ② バックスタンプ①|王冠マークの徹底解説
🔷 ③ バックスタンプ②|三本の波模様の徹底解説
🔷 ④ バックスタンプ③|職人のサイン・形状番号の読み解き方
🔷 ⑤ バックスタンプ④|タイトル表記・デザイナー署名
🔷 ⑥ バックスタンプ⑤|その他の印・番号・記号の徹底解説
◆ 関連テーマ(品質・デザイン)
🔶 ① スクラッチと品質について
🔶 ② リムの秘密|美しさと歴史の象徴
◆ 完全保存版(資料編)
🔷 ① イヤープレート全リスト100年分|1908–2008 写真付き完全版
※各項目はすべて独立記事として詳しく解説しています。
本記事の最後に各ラインナップへのリンクを貼ってあります。
このガイドは、ロイヤルコペンハーゲンイヤープレートのバックスタンプにフォーカスした、KICガレージによる専門ガイドシリーズ(全6回)の第2回目です。
今回のテーマは「王冠マークの徹底解説」です。
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- 王冠マークの徹底解説 -
1. 王冠マークで分かること?
ロイヤルコペンハーゲンの「王冠マーク」は、ブランドの象徴として重要な意味を持っています。1775年の創業以来、このマークはデンマーク王室との密接な関係を示しており、王室御用達の陶磁器メーカーとしての地位を表しています。このマークは、製品が最高品質であることを保証するだけでなく、デンマークの歴史と伝統を反映しています。
① 年代がわかる
1935年以降は、王冠マークに描かれた「ROYAL COPENHAGEN」のレターに付けられたドットで判明出来るようになっています。
イヤープレートは陶器という性質上、再現性の難しさから偽物が少ないと言われていますが、ゼロでは無いのでこのスタンプで判定できます。
整理してみましたので参考にしてください。
例えば、1936年はこのようにOの上にドットがつきます。※1935年はドットがあるものと無いものがあります。無いからと言って偽物ではありません。個体によってスタンプが薄くドットが見えなくなっているものもあります。
では、1934年以前はどうかと言うと、、、
② 1908年から1922年までのバックスタンプは、王冠マークと波型と手書きの型番です。
③ 1923年からDENMARKという生産地が入るようになります。1923年から1930年までは、王冠マークと生産地と波型と手書きの型番です。
④ 1931年になると型番に変えて職人のイニシャルが入るようになります。
一枚のイヤープレートには、バックスタンプや職人のサイン、特別なマークなど、多くの情報が刻まれています。それらを読み解くことで、製造背景や歴史、価値を知ることができ、コレクションの楽しみが一層広がるでしょう。
「ロイヤルコペンハーゲン イヤープレートのバックスタンプ徹底解説②」に続く!
🔵【Royal Copenhagen Year Plate Master Guide|関連記事リンク集(全6シリーズ)】
ロイヤル・コペンハーゲン イヤープレートの魅力と歴史を体系的に理解できる専門ガイドです。
気になる項目から読み進めてください。
◆ バックスタンプ徹底解説
🔷 ① バックスタンプ総まとめ|全体構造と読み方の基礎
バックスタンプの機能・歴史・種類を広く俯瞰する総合ガイド。
🔷 ② バックスタンプ①|王冠マークの徹底解説
王冠の違いで年代がわかる!王冠マークの歴史・変遷を詳しく紹介。
🔷 ③ バックスタンプ②|三本の波模様の意味と読み方
“王立磁器工房” を象徴する三本波の意図と意味合いを解説。
🔷 ④ バックスタンプ③|職人のサイン・形状番号の読み解き方
職人記号、絵付け番号、形状番号の意味と、判別ポイントをまとめた専門回。
🔷 ⑤ バックスタンプ④|タイトル表記・デザイナー署名の解説
裏面に書かれたタイトルやデザイナー署名の意味を徹底解説。
🔷 ⑥ バックスタンプ⑤|その他の印・番号・特殊マーク
製造番号、補助記号など、マイナーだが重要なスタンプを整理。
◆ 関連テーマ(品質・デザイン)
🔶 ① スクラッチと品質について
スクラッチの意味、品質区分、正規品・B級品の違いなどを分かりやすく解説。
🔶 ② リムの秘密|美しさと歴史の象徴
リム装飾の変遷と、イヤープレート独自の「美しさの源泉」を紐解きます。
◆ 完全保存版(資料編)
🔷 ① イヤープレート全リスト 1908–2008|写真付き100年の歴史
初代1908年から2008年まで、100年分のイヤープレートを写真で総覧できる保存版。
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