※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。


【 MODEL 476.74060・476.74070　「ブルーブラック」の特徴と見分け方】
生産期間：　1963年～1967年

コールマンの220/228をベースにしたツーマントルランタンです。
同じモデルナンバーで、黒いベンチレーターに赤いタンクの「ブラック＆レッド」と青いタンクの「ブルーブラック」があります。
こちらは、青いタンクの「ブルーブラック」です。
ベンチレーター違いの２タイプがあります。違いは、ベンチレーターだけです。
　476.76060：　220タイプ
　476.76070：　228タイプ（ビッグハット）

【青いタンクモデル】


① タンクはシアーズブルーで、シアーズイエロー＆ブラックのデカールです。


② バルブホイールは、プラスチックの星形成型のホイールディスクです。
※ブラック＆レッドは、星形印刷のホイールディスクです。


③カラーにモデルの刻印が入ります。
【ベンチレーターが小さい方のカラー】


【ベンチレーターが大きい方のカラー】


④ フィラーキャップとポンププランジャーが近いのが特徴 
※ 220/228は、フィラーキャップとポンププランジャーが左右にあるのに対して、シアーズランタンは両方とも右側に寄っています。
※ フューエルキャップはネジありです。


⑤ タンク底には、シアース社と年月の刻印


⑥ ベンチレーターの大きさの違いです。
※476.74060と476.74070の違いは、このベンチレーターの大きさとそれに伴うフレームのハンドル形状だけです。


⑦ グローブはフロストタイプとクリアタイプの二種類が用意されていました。
※いずれもColemanのロゴが入らないPYREXとRマーク、MADE IN U.S.A.のマークがオリジナルです。



「シアーズランタンの話　その５」に続く

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