06Journal
【Coleman ランタン モデル】 1964年~1970年 コールマン 200A パテペンの話 ― 特徴と年代判別 オリジナルの見分け方 ―
「パテペン」とはPATENTS PENDING(特許出願中)の略で、1964年から1970年にかけて生産された最も200Aらしい赤色のKing of LanternなThe Redです。
一口にパテペンと言っても奥が深いので、パテペンの主なポイントをご紹介いたします。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
一口にパテペンと言っても奥が深いので、パテペンの主なポイントをご紹介いたします。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
【パテペンの特徴と見分け方】
生産期間: 1964年9月~1970年11月(1964年9月はレッドボーダー、1970年8月11月はホワイトボーダーと混在しています。)
① まず何と言っても、PATENTS PENDINGのデカールです。
※パテペンは人気があるのでシール(ステッカー)を後張りしたものも多いです。当然オリジナルは水デカールです。写真の通り、フチの透明の部分で判明出来ます。
② 1967年7月~1968年2月の間だけ二回りくらい小さな文字のPATENTS PENDINGが使われました。
生産数が少なく、「小文字パテペン」とか「スモールパテペン」と呼ばれて希少なコレクションアイテムになっています。
③ 220/228シリーズにもパテペンやスモールパテペンはあります。
④ ベンチレーターの「ブルーポイント」です。
ブルーポイントとは、トップ中心部の塗装のされていない黒い部分のことです。1969年までは「有り」、1970年以降は「無し」です。
⑤ グローブベースは、アルミ製です。
⑥ フィラーキャップは、穴無しのビス止めです。
※ビス止めは、1971年2月までです。
⑦ ボトムは、サンシャインマークと年月の刻印です。
⑧ グローブはPIREX社のMADE IN U.S.A.赤文字です。
販売中のコールマンランタン200Aはこちらからご覧ください。
以上