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【Coleman ランタン モデル】 1970年~1980年 コールマン 200A ホワイトボーダーの話 ― 特徴と年代判別 オリジナルの見分け方 ―

【Coleman ランタン モデル】 1970年~1980年 コールマン 200A ホワイトボーダーの話 ― 特徴と年代判別 オリジナルの見分け方 ―
レッドボーダーの次が、デカールの縁が白い「ホワイトボーダー」です。
レッドボーダーのあと、ホワイトボーダーの「パテペン」がホワイトボーダーの始まりです。パテペンは、「パテペンの話」で解説しますので、それ以降の「ホワイトボーダー」について解説します。

※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。


勝手に、前期、中期、後期と分類しました。

前期: 注意書きのないアルミカラーでバルブが赤い時代(パテペンもこの前期です。)


中期: カラーに注意書きが入った時代


後期: バルブが黒くなり、通称「ブラックバルブ」と言われる時代



【ホワイトボーダーの特徴と見分け方】
生産期間:
 1970年8月~1980年6月(1970年8月11月はパテペンと混在しています。)


1.カラー(グローブベース)
1974年4月からそれまでのアルミのサンシャインマークから、注意書きが入ったものに変更になりました。
前期: アルミのサンシャインマーク入り
中期・後期: 注意書き入り


2.バルブホイール
1974年11月から、それまでの赤いホイールから黒いホイール「ブラックバルブ」変更されました。
それにともないディレクションディスクも変更になっています。
前期・中期: 赤いホイール
後期: ブラックバルブ


3.フィラーキャップ
1971年4月からネジの無いキャップに変更されました。ちなみに、1971年2月までは側面の穴の無いねじ付きです。
前期: 1971年2月頃まで「ネジ付きキャップ」、以降「ネジ無し」
中期・後期: ネジ無し


4.デカールの左下のRマークの大きさが、1973年10月以降、小さくなっています。
ちなみに、色も黄色っぽいのから真っ白になりました。
前期: 大きな®マーク、1973年6月頃以降は、小さな®マーク
中期・後期: 小さな®マーク


5.タンクの底の刻印
1971年7月以降は、それまでの
サンシャインマークの刻印が無くなりました。
前期: サンシャインマーク有り、1971年7月頃以降は、「なし」
中期・後期: なし


6.フレームの穴の数
ホワイトボーダーからフレームにあっ
た小さな4つの穴がなくなり、着火用
穴2つだけになりました。
ちなみに、パテペンは6穴です。


他にもあるかもしれませんが、代表的なモデルチェンジはこのくらいです。

販売中のコールマンランタン200Aはこちらからご覧ください。

以上