06Journal
【Coleman ランタン モデル】 1970年~1980年 コールマン 200A ホワイトボーダーの話 ― 特徴と年代判別 オリジナルの見分け方 ―
レッドボーダーの次が、デカールの縁が白い「ホワイトボーダー」です。
レッドボーダーのあと、ホワイトボーダーの「パテペン」がホワイトボーダーの始まりです。パテペンは、「パテペンの話」で解説しますので、それ以降の「ホワイトボーダー」について解説します。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
勝手に、前期、中期、後期と分類しました。
前期: 注意書きのないアルミカラーでバルブが赤い時代(パテペンもこの前期です。)
中期: カラーに注意書きが入った時代
後期: バルブが黒くなり、通称「ブラックバルブ」と言われる時代
レッドボーダーのあと、ホワイトボーダーの「パテペン」がホワイトボーダーの始まりです。パテペンは、「パテペンの話」で解説しますので、それ以降の「ホワイトボーダー」について解説します。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
勝手に、前期、中期、後期と分類しました。
前期: 注意書きのないアルミカラーでバルブが赤い時代(パテペンもこの前期です。)
中期: カラーに注意書きが入った時代
後期: バルブが黒くなり、通称「ブラックバルブ」と言われる時代
【ホワイトボーダーの特徴と見分け方】
生産期間: 1970年8月~1980年6月(1970年8月11月はパテペンと混在しています。)
1.カラー(グローブベース)
1974年4月からそれまでのアルミのサンシャインマークから、注意書きが入ったものに変更になりました。
前期: アルミのサンシャインマーク入り
中期・後期: 注意書き入り
2.バルブホイール
1974年11月から、それまでの赤いホイールから黒いホイール「ブラックバルブ」に変更されました。
それにともないディレクションディスクも変更になっています。
前期・中期: 赤いホイール
後期: ブラックバルブ
3.フィラーキャップ
1971年4月からネジの無いキャップに変更されました。ちなみに、1971年2月までは側面の穴の無いねじ付きです。
前期: 1971年2月頃まで「ネジ付きキャップ」、以降「ネジ無し」
中期・後期: ネジ無し
4.デカールの左下のRマークの大きさが、1973年10月以降、小さくなっています。
ちなみに、色も黄色っぽいのから真っ白になりました。
前期: 大きな®マーク、1973年6月頃以降は、小さな®マーク
中期・後期: 小さな®マーク
5.タンクの底の刻印
1971年7月以降は、それまでのサンシャインマークの刻印が無くなりました。
前期: サンシャインマーク有り、1971年7月頃以降は、「なし」
中期・後期: なし
6.フレームの穴の数
ホワイトボーダーからフレームにあった小さな4つの穴がなくなり、着火用
の穴2つだけになりました。
ちなみに、パテペンは6穴です。
他にもあるかもしれませんが、代表的なモデルチェンジはこのくらいです。
販売中のコールマンランタン200Aはこちらからご覧ください。
以上