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【ZIPPO ライター 見分け方】 1959年~1967年製 筆記体ZIPPOロゴ PAT.2517191 ジッポーの年代判別 年代の見分け方

【ZIPPO ライター 見分け方】 1959年~1967年製 筆記体ZIPPOロゴ PAT.2517191 ジッポーの年代判別 年代の見分け方

1959年以降1967年までは、「IDENTIFICATION CODE」というドットで製造年が刻印により、製造年の判断が明確に出来るようになります。

※1955年~1958年の判別方法については、こちらをご確認ください。

1959年以降の年代はIDコードで分かりますので、IDコードにて確認して頂くとして、今回は、1959年からPAT.2517191が使われた1967年までのインサイドユニット等の変化をメインに解説します。


【1959年~1967年製の特徴と見分け方】
1955年から1958年までの年式判明は、ドットの数だけでは判明出来ませんでしたが、1959年以降は、IDコードで明確に判明出来ます。

① 【ボトム】について

ケースボトムの左右の記号によって年代が分かります。
1986年以降は、月まで分かります。
1990年代にZIPPO本社にある「ジッポー博物館」に行った時に、無料でもらえた「COLLECTORS’ GUIDE」です。


② 【インサイドユニット】について
1959年になると、刻印の向きが垂直方向へ変更になりました。
「PAT.2517191 ®」 の刻印は、1967年までです。
「中空リベット」は、1963年までです。


1963年になると、フリントホイールリベットが中空でない「ソリッドタイプ」に変更になります。


③ 1967年後半にパテントナンバーの刻印がケースもインサイドユニットからもなくなります。
1967年のパテントナンバーの入ったものを「前期」、無いものを「後期」と呼んでいます。
【1967年前期】
ボトムの識別コードは、| | | |  | | |  で、PAT.2517191の刻印が入る。  


【1967年後期】
一方、1967年後期は、同じ、| | | |  | | |  ですが、パテントの刻印が無くなる。(これ以降、パテントの刻印は無くなります)

後期型のインサイドユニットからも、パテントナンバーがなくなります。
後期型のインサイドユニットは、裏面に注意書きのないものです。
1976年になるとインサイドユニットの裏側に注意書きが刻印されます。


④ 1966年~1967年に「赤フェルト」と呼ばれる赤いフェルトのオイル止めが使われた希少なものもあります。


※年度やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。


販売中のジッポーライターはこちらからご覧ください。

以上