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【Coleman ランタン モデル】 1938年~1969年 コールマン 236/237 ”Major” の話

【Coleman ランタン モデル】 1938年~1969年 コールマン 236/237 ”Major” の話

The ”MAJOR” LANTERN No.236は、カナダで生産された、500cpという明るさを誇り”MAJOR”の名を付されたモンスターランタンです。
モデル236がガソリンランタンで、モデル237がケロシンランタンです。ガソリンとケロシンの違いによるジェネレーター等の気化パーツが違いますが、基本仕様は同じ姉妹モデルです。

今回は、「236/237」について、違いも含めて解説します。
なお、236は手持ちが少なく現物での確認がとれないところがありますので、入手出来次第加筆していきます。

※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。


【236と237の特徴と見分け方】

生産期間:
236:
 1938年~1967年
236A: 1968年~1971年
237: 1951年~1969年

① 正面のバルブの下に「サンシャインマーク」の刻印がきます。デカールは反対側になります。
ちなみにカナダ製は、デカールが水デカールでなくステッカーがオリジナルです。



② 236最大の売りは、その圧倒的な明るさです。
輝度は500cp(約400ワット)という明るさで、コールマンのランタンの中では、635/639が550cpで最も明るいとされていますが、当時は圧倒的な輝度を誇りました。ちなみに200Aは300cpです。


③ 外観上の特徴は、その圧倒的な大きさです。
同じ見た目の「202プロフェッショナル」と比較するとこんな感じです。


グローブも200A用と比べるとこんな感じです。


④ 正面のサンシャインマーク刻印の下に「年月の刻印」が入ります。


⑤ グローブベースは、カナダ製特有の浮き文字です。


タンク底は刻印なしです。


⑦ フレームのミクシングチャンバーの形状は236と237同じです。


形状は同じですが、ケロシンモデルは、「プレヒートカップ」が付きます。
※「プレヒートカップ」とは、ケロシンは気化温度が低いのでこのカップにケロシンを入れて火を付けジェネレーターを温めるものです。

違いは、ガソリンとケロシンの違いによるジェネレーターの違いです。


はこちらです。

箱に「500cp」の記載があります。


⑨ インストラクションはこちらですが、The ”MAJOR” LANTERN No.236とあります。


販売中のコールマンランタンはこちらからご覧ください。

以上