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【Coleman ランタン モデル】 コールマン 200A イエローボーダーの話 その2 ― 中期(1955年3月~1959年7月頃まで) 特徴と年代判別 オリジナルの見分け方 ―
「イエローボーダー」とは、デカール(タンクのステッカー)の縁が黄色のもので、実際はブラックバンドからイエローボーダーですが、本日はブラックバンド以後のカラーから黒塗装がなくなったイエローボーダーについて解説します。今回は、「中期」です。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
【イエローボーダーの特徴と見分け方】
生産期間: 1953年3月頃~1961年8月頃(※1953年3月~6月あたりはブラックバンドと混在します)
一口にイエローボーダーと言っても、モデルチェンジを繰り返していますので、勝手に
「前期:鉄製のグローブベース(カラー)の個体(1953年3月~)」、
「中期:カラーがステンレスに変更(1955年3月~)」、
「後期:カラーからパテントナンバーがなくなる(1959年8月~)」
に分けてみました。
今回は、「中期」のご紹介です。※「前期」 「後期」もご覧ください。
【中期(1955年3月~1959年7月頃まで)の特徴と見分け方】
① タンクのデカールは、®マークありです。®マークが付くと同時にデカールの位置が上方に移動しました。
※1955年3月は有り無し混在します。
② カラーが、アルミ製に変更になりました。パテントナンバー有りです。
③ ネジ止めポンプカップ(~1959年7月頃まで)
④ ベンチレーターに空いているベイル(ハンドル)を刺す穴が縦長になります。
⑤ バーナーキャップが、ブラス製に変更されました。
⑥ フレームは銀塗装で、ナットは六角ボルトです。
※フレームは、1959年8月~メッキ処理になり、ナットも鉄板成型の「パルナット」になります。
⑦ ボールナットは縦線のナットです。
⑧ 1958年頃からは、Colemanのロゴの後ろに®マークのつくこちらのグローブが使われるようになりました。
他にもあるかもしれませんが、代表的なモデルチェンジはこのくらいです。
「イエローボーダーの話 その3」に続く
販売中のコールマンランタン200Aはこちらからご覧ください。
以上