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【ZIPPO ライター モデル】 ジッポー テーブルライターの話 その10 ― 1957年~2017年 ローズアート・テーブルライター ―
「ローズアート・テーブルライター」は、ジッポー社と同じブラッドフォードの地で、ローズアート社によって1957年から生産された。
レギュラージッポーをそのまま使い、ジッポー社公認のテーブルライターである。
数回に渡って、ジッポー社のすべてのテーブルライターを紹介しますので、是非ご覧ください。
今回は、「ローズアート・テーブルライター」の紹介です。
【ローズアート・テーブルライターの特徴と見分け方】
製造年: 1957年~2017年
外観は、「台座がついたもの」と「台座がついていない台形のもの」の二種類があります。
【台座がついたもの】の特徴
① 初期のモデルは、天然のマーブル(大理石)を使い高級感がある外観です。
マーブルの種類(紋様)は様々あります。
② 底はフェルト貼りで、真ん中の凹んだところにロゴが入ります。
③ 時期は不明であるが、品質の良いウッド(木製)を使ったモデルも追加になります。
木の種類は色々あります。こちらは、ウォルナットです。
④ ジッポーのテーブルライター(例えば4thバークロフト)は、レギュラーモデルのインサイドユニットだけ使ったが、ローズアートは、レギュラージッポーをそのまま差し込む形になっています。。
⑤ ライターはジッポーなので、ローズアート社が制作したのは、この台座だけである。無垢の大理石やウッドをくりぬいて作られています。
⑥ 化粧箱は、金箱にローズアートのロゴが入った台紙、蓋は透明プラです。
【台座がついていない台形のもの】の特徴
① 台座がついたものとボディーの素材は同じである。同じように大理石仕様とウッド仕様があります。
こちらは、2006年のスワップミートで販売されたグリーンウッドのものです。
② ジッポーのテーブルライター(例えば4thバークロフト)は、レギュラーモデルのインサイドユニットだけ使ったが、ローズアートは、レギュラージッポーをそのまま差し込む形になっています。
③ ライターはジッポーなので、ローズアート社が制作したのは、この台座だけである。無垢の大理石やウッドをくりぬいて作られています。
④ ローズアート・テーブルライターは、60周年の2017年をもって生産を終了しました。
こちらは、その時制作されたファイナルモデルの一部です。
※年度やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。
テーブルライターの系譜の回で、バークロフトファーストモデルからハンディライトまでのテーブルライターを紹介していますので、合わせてご覧ください。
販売中のジッポーライターはこちらからご覧ください。
以上