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【Coleman ランタン モデル】 1944年~1945年 コールマン 252/252A ミリタリーランタン「GIランタン」の話 その4 ― 1944年製TYPE1の詳細 オリジナルの見分け方 ―
ミリタリーランタン「252/252A」の中で、生産初年度の1944年製のハンターグリーンの252の話です。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
【1944年製の252の特徴と見分け方】
252の生産期間: 1944年~1945年
252の生産期間は1944~1945年ですが、初年度の1944年製は前期と後期に分けられます。今回はそれについて解説します。ミリタリーランタンは米軍からのOEM製品ですので同時期にAGM(American Gas Machine Company)でも生産されておりますので、合わせて解説します。
① 写真の左から「コールマン1944年前期」、「コールマン1944年後期」、「1944年製AGM」です。
② 外観は、「HUNTER GREEN」というグリーンの塗装です。
1944年前期にはタンクにパーツ入れがついていません。これが最初期の1944年製前期252の最大の特徴です。
※1944年後期以降、パーツ入れがつくようになりました。
③ デカールは3枚です。
・1944年後期のデカールです。こちらはVersion2で、Version1は2枚デカールのようです。
・1944年後期のデカール
・AMGのデカール
④ベースレストもグリーン塗装です。
※AMGのデカールは、ドット穴です。
⑤ タンク底に1944の刻印が入ります。
こちらは後期型ですが、後期型も同じです。
AMGの底です。
⑧ フレームにALADDINと1944のロゴが入ります。
1944年~1945年、AMGも共通です。
※年月やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。ご容赦ください。
252Aは1980年代まで生産されており、仕様はほとんど変わっていませんが、いくつか変更点もありますので、「その1」から「その3」もご覧ください。
販売中のコールマンランタンはこちらからご覧ください。
以上