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🔥1968年製リーバイスZIPPO| “幻のバットウィング初期ロゴ”が刻まれた貴重なプロモーションモデル

🕰️ Levi’s × ZIPPO ── 二大アメリカンアイコンの共演
アメリカンヴィンテージの世界には、単なる道具を超えた「文化の証言者」が存在します。
その代表格とも言えるのが、ジーンズブランドLevi’s(リーバイス)と、火を灯す工業芸術ZIPPO(ジッポー)の融合したプロモーションライターです。
その中でも、1968年製ZIPPOに刻まれた“バットウィングロゴは、ごく限られた期間にしか存在しなかった、まさに“証拠品レベル”の激レアアイテムです。
※リーバイスの知識があるわけでは無いので、文献等で調べたあくまで私見です。間違いも多くあると思いますので読み物として参考にしてください。
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🦇 バットウィングロゴとは?
バットウィング(Batwing)ロゴは、1967年にリーバイスがウォルター・ランドー社(Walter Landor Associates)に依頼して開発した新しいブランドアイデンティティです。
中央がアーチ状にくぼんだ赤地の帯に白文字の「Levi’s」が浮かぶこのデザインは、
今もなおリーバイスブランドの象徴として使われ続けています。
📌 登録と実使用のズレ
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1967年:商標登録(U.S. Patent and Trademark Office)
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1971年以降:本格的にジーンズのタグや広告に採用
つまり、この間の1968年〜1970年ごろに作られたZIPPOにバットウィングが刻まれているケースは極めて稀であり、多くの専門家やコレクターの間でも、初期プロモーション用のみに存在した非売品”と推定されています。
🔎 このZIPPOがなぜ特別なのか?
✅ 1. 製造年が明確(1968年製)
ZIPPOの底面スタンプにより1968年製であることが証明されています。
これにより、ロゴの正式導入よりも数年早く先行して使われていた実例として、極めて高い資料価値があります。
✅ 2. ロゴ形状が初期タイプ
ロゴに付く登録商標記号「®」が無いものと有るものが同年のZIPPOに存在することが、
商業デザインの発展過程を物理的に示す証拠品とも言えます。
✅ 3. 販売用ではなく、プロモーション配布の可能性
同時期に制作された類似のZIPPOには、「社員向け」「得意先向けギフト」「キャンペーン配布品」などが存在しており、本品もその一環と考えられます。
💬 コレクター的価値と評価
このZIPPOは、以下の要素をすべて満たしています:
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✅ 年代特定済(1968年)
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✅ 企業ロゴ入り(しかも登録直後)
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✅ 使用開始前の“黎明期デザイン”
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✅ 米国カルチャーの2大ブランドの共演
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✅ 実用品としての美しさ・機能性も健在
つまり「資料価値」「ブランド価値」「工芸的価値」の三拍子がそろった逸品です。
🎯 まとめ:リーバイスの歴史を刻むZIPPOの一本
1968年製リーバイスZIPPOは、単なるオイルライターではありません。
それは、ブランドが新しい時代へと踏み出そうとした一瞬を封じ込めた、
“動く広告塔”であり、“刻まれた企業史”なのです。
📌 あなたの手のひらに宿る、アメリカンブランド史のワンシーン。
コレクターでなくとも、手にした瞬間にその特別さが伝わるはずです。
※年度やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、パーツの流用等あり難しいです。
販売中のジッポーライターはこちらからご覧ください。
以上