「スターリングシルバー」のジッポーの代表的なデザインに「エンジンターン」があります。
エンジンターンは、1940年代から現在に至るまで生産されておりますが、下の写真の通り、1950年代～1970年代までが、ボトムの刻印が同じなので、一見、年代は分かりません。


【エンジンターンの年代の見分け方】
① ネーム枠の下の線の数で見分けます。
11本線が1950年代、12本線が1960年代～1970年代です。
※ 40年代と、80年代はボトムの刻印で分かります。
ボトムの刻印については、スターリングシルバーの年代識別の回をご覧ください。

【1950年代のエンジンターン】


【1960年代～1970年代のエンジンターン】

② 垂直刻印のエンジンターン
垂直刻印のエンジンターンは11本線です。1947年までが3バレルで、1947年～1955年頃までが5バレルです。

【3バレル】



【5バレル】


※5バレルは中空のピンが使われています。

※年度やその特徴については、現物をベースに文献等による確認もしておりますが、多少前後していたり、間違いもあるかもしれません。特に過渡期は、難しいです。

販売中のジッポーライターはこちらからご覧ください。

以上